WEB漫画「夏の音が聴こえた瞬間(とき)」まえがき

これは健聴者の息子とろうあ者の母親のコミュニケーションを基に作成した漫画です。

たまたまMIKIと息子と似ているかもしれませんが、100パーセント同じではありません。

きこえないことでぶつかったのは小学校2年まで続きました。

それは私が忙しいから話をゆっくり聞いてあげられなかった理由です。

これは他の家でもよくあることですね。

今はきこえないことでぶつかることは少なくなりました。

きこえないことを何度も何度も親子で話し合った結果、

息子は理解してくれるように。

息子の悩んでた理由は「悩まない母のどこが障害者やねん?」

「ほんまの音を聴いたことがないから悩むことができないねん」

といったら、「あっそうか!」と納得してくれました。

この漫画は2002年12月、集英社の冬季YOU漫画新人賞期待賞の作品です。